大正時代を舞台にした、恋愛短編。時代の雰囲気がすごくリアルに描かれていて、だけど、恋する物語は今も昔も変わらない。素敵な短編小説でした。
黒澤伊織です。旧ペンネームは山野ねこ。出版するときに、なんか作品とそぐわない名前だったので、重めの名前に変えました。 作風としては、社会派の小説が多いです。…
師走も押し迫ってくると、街角で肩を寄せ合うアベックの姿が目に付きます。初老のサラリーマンは肩を窄めて家路を急ぐのみです。本作品は昨年のクリスマスに合わせて投稿されていますが、1年が経ち、"時価"と…続きを読む
大正の女学生であるヒロインやその周囲の心やしっかりと描かれた時代背景、読みやすいし読んでいて温かな気持ちになれました。素敵な恋物語だと思います。
華やかな大正浪漫の時代背景がとてもリアルに描かれています。 恋することが自由にできなかったこの時代に、幸運にも好きな人と結ばれることができることになった主人公。でも相手の気持ちがわからない。自由…続きを読む
女子の生き方はお家や男性次第、恋愛をする方が異質、貧乳が文字通りステータス……価値観が21世紀とは全く異なる、20世紀前半の華やかな大正時代。それでも、誰かを想い続ける純真さやずっと共にいる人を大事…続きを読む
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