大正時代を舞台にした、恋愛短編。時代の雰囲気がすごくリアルに描かれていて、だけど、恋する物語は今も昔も変わらない。素敵な短編小説でした。
黒澤伊織です。旧ペンネームは山野ねこ。出版するときに、なんか作品とそぐわない名前だったので、重めの名前に変えました。 作風としては、社会派の小説が多いです。…
大正の女学生であるヒロインやその周囲の心やしっかりと描かれた時代背景、読みやすいし読んでいて温かな気持ちになれました。素敵な恋物語だと思います。
読んでいるだけで、色鮮やかで美しい大正ロマンの時代が浮かぶような作品で、自分までタイムスリップしたような気分になりました!恋に悩む少女の心情が微笑ましくキュンキュンします。クリスマスは過ぎましたが、…続きを読む
和と洋とが入り乱れ、綺羅びやかながらに慎みを求められた時代。まだ恋愛がはしたないとされた大正浪漫の世界を舞台に、微笑ましくも美しい恋愛劇が描かれます。現代でなじみのない事柄についてはところどこ…続きを読む
大正時代に恋をする話です。規制があるほど、人はその心に火がつきます。純粋な愛を望むのであればあるほどにその恋を応援したくなります。課題点があるとすれば、なぜ大正時代を選んだのか、という工…続きを読む
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