宿命と敵、憎しみと怒り、そして許し――こういう話が大好きだ。
北海道に住んでいます。当然のように本が好き。学生時代は背伸びも含めて乱読でした。好むジャンルは「青春、冒険、ミステリー」、苦手なのは「ホラー」。 好きな作家…
短編だから、一度さらっと読んで欲しいな。気に入ったら、じっくりと。そうでなければ、自分の考えを掘り下げるのもまたよし。
約4000字の中に、那由多の時間が凝縮された物語でした!「未来に逃げる」というフレーズがとても印象的で、そこに至るまでの描写にも臨場感と迫力を感じました!味わい深いラストも必見です!
いきなり物語のクライマックスから始まったようで、すぐに話に入り込めました。理論も過不足なく書かれていて、分かりやすかったです。ラストも見事。
時間の流れをトリックとした硬派なSF短編でありながら、最後はヒューマニズム溢れる展開。ロジックのみならず感情面でも楽しませていただきました!あまりも暖かい宇宙の終焉を描いた、傑作短編です。
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