荒廃した世界で彼らが見つけたものは

唐突に終わりを迎えてしまった日常。
その絶望の中で一筋の光を見出した二人。

不可解な冒頭から思いがけない結末へと昇華していく過程に唸りました。
命のバトンがこんな形で実を結ぶとは。
彼のぶっきらぼうな口調の中に見え隠れする優しさに気持ちが温かくなりました。