最初の逆立ちをしていたシーンからは考えられないほど、幻想的な作品です。山の巫女と変わっていく顔、そしてラストのあのシーンが切なく繋がっていくのが見事でした。
★新刊 12/15発売! 【タイトル】黄泉平良坂骨組堂 【定価】748円(本体680円+税) 【発売日】2023年12月15日 【サイズ】文庫版 【ページ数】…
短い中でしっかりとまとめられた読みやすい物語でした。非常に秀逸ですが、ネタバレになってしまうのでひとこと紹介につきます。少女が見つめたものがなにか、読み届けてください。
山の中の社で、神に祈りを捧げるためだけに養われている少女。けして悲壮な雰囲気の物語ではありません。しかし退屈を持て余す凛子は普通の少女に見えて、読みながらふと切なくなることも。まだ十歳の彼女には…続きを読む
‘神’と‘巫女’という好物に惹かれてみれば、意外な展開になってびっくりでした。まさか、そういうことになるとは……。でもそうですよね、そういう時代ですものね。救いは、彼女の亡骸がどこにもなかったこと…続きを読む
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