エピローグへの応援コメント
ご負担を一応考えてコメントが頻繁になりすぎないようにとは思っていたのですが、ラストなのでお許しください…
2週間とすこし、ほとんど毎日読ませていただきました。
プロローグの「君」が誰を指しているのか最後の最後まで分からず、誰なんだと不安を抱きながらも読み進めて……泣かされました。
作中でもゲームのクリア時のくだりで言及があったかと思いましたが、「ああ、終わってしまった」という寂しさです。
素直に「もっと深海と水流の絡みが見たい! もっと裏アカデミの物語が読みたい!」と思っています。
β版の内容が起承転結の起だとすると、あと450万字読みたい! と心底思います。
それだけ深海/シーラの物語が生活に入り込んできていました。
馬面様の作品はあからさまな味方ではない人物も嫌いになれないんですよね。
たとえばミストといいアイザックといい、からっぽなキャラクターがいなくて誰もに魅力があります。
もし『ソーシャル・ユーフォリア』の250人が全員AIで動いたら、作品群の人物たちのようになっていたのかも、なんて考えてしまいました。
長々と申し訳ございません、素敵な時間をありがとうございました!
作者からの返信
『寝落ちの君とワールズ・エンド』をご一読頂き、誠にありがとうございました!
作者の立場から軽々しく「最後までお付き合い頂けると嬉しいです」と書きはするものの、絵も付いていない150万文字の小説を読破して頂くのが如何に大それた事か、その上で果たして満足して貰えるラストに出来たのか、という気持ちは完成後も常に持っていました。
なので本作を名残惜しく思って頂けた事、本当に嬉しく思います。お陰でこの作品を書いた事に大きな意義を見出せました。レビューを書いて頂いた事、他作品もお読み頂いている事も併せ、あらためて感謝申し上げます。
主人公と敵対するキャラはなるべくバリエーションを持たせたいと思っていて、可能な限りヘイトを集めて欲しいキャラから出来ればメインキャラ並に気に入って貰いたいキャラまで幅広く配置できれば理想的だと考えています。
そういう意味では、この『寝落ち』は主人公の敵(表情をなくした原因)が目に見えづらいモノだった事を踏まえても、もう少し上手く描写したかったという心残りはあります。
数多ある小説の中から本作を見つけて頂き、こちらこそありがとうございました!
10-22への応援コメント
私はAIに関してはイラストやボイス含め"穏健賛同派"のようなスタンスなのですが、模倣を超え、掛け合わせて新しいものすら産めると思っています(最近ですと日本語歌詞入れるとボーカル曲出力するAIとか度肝を抜かれました)。
単純な出力手段としても人の手・声と遜色ないところまでもそう遠くないと思いますので、クリエイター/パフォーマーとして「この人だからお願いしたい」という信頼の重要性は朱宮さんの言う通りだなと思いました。
たとえば機械式時計もいまや工場で大量生産はできますが、いわゆる雲上高級時計ブランドの職人はたった数人しかいない、そのことに価値がある...みたいな構造となんとなく似ていくのではないかなと感じます。
作者からの返信
継続してお読み頂きありがとうございます!
この辺のエピソードを書く少し前くらいにAIとイラストレーター・漫画家にまつわる問題が各所で取り沙汰されていて、ゲームを扱う作品である以上はAIに触れない訳にもいかないだろうと考え、本当に浅くはありますが触れてみた次第です。
例えとして出して頂いた時計師、職人としての価値に関してはまさに私も同意見で、勿論小説を書く上でも同じ事が言えると思います。一方で長い時間をかけて描く作品を一瞬で批評されるイラストレーターにとってAIの台頭はかなり辛いだろうな……という気持ちもあり、賛成も反対もし辛いというのが個人的な本音です。
9-40への応援コメント
ゲーム外の人間関係が大きく動き出してきてゾワゾワします……! 私は敢えて目次非表示にして既読字数や現状位置を確認しないで読むのですが、物語としての転換点のひとつだなと強く感じています。
誤字報告です。お手すきの際にご確認いただけたら幸いです。
> 「……リズ抜きで先に進めたいってわたしが言った事、軽蔑してますか?」
リズ→エルテ
作者からの返信
継続してお読み頂きありがとうございます!
確かにここから9章のラストにかけて大きく動き始める所ですね。御期待に応えられるストーリーかどうかはわかりませんが、自分なりに愛着をもって書いていた所でもあります。宜しければご一読下さい。
誤字のご指摘にも感謝申し上げます。修正させて頂きました。
3-6への応援コメント
(シーラ君の没入視点であるという前提で)、野暮なツッコミかもしれないのですが…
「アカデミック・ファンタジア」でのユーザー間のやり取りはボイチャではなくテキストチャットだったと思うのですが、エルテの筆談は現実(ゲーム上)ではどういう演出なんだろうかと気になりました。
自由にテキストを書き込んだり共有できる白紙のアイテムがあって、チャットではなくわざわざそれを利用してる、みたいな解釈をしたのですが..
作者からの返信
ご感想ありがとうございます!
その部分ですが、ゲーム上での特別なシステムはなく通常テキストの中で『』などの表現を使って筆談を表現してるイメージですね。あくまでユーザー側によるキャラ付けなので、演じる側のやっている事を一緒にプレイする側が察して共有する感じです。シーラ視点ではキャラがノート持参で会話の度に書いて見せてるイメージです。
10-18への応援コメント
…前から感じていたのですが、今話を読んで改めて終夜父は父親としてだけでなく『経営者』としても問題のある人だなと思いました。
まともそうに見せてますけどこの人『経営者』として見ると、結構ワンマンですし公私混同もひどくて、秘密主義的ですよね。
whisperに長々とした声明文を出したり(ワルキューレが上場企業の場合、SNSでの社長の阿呆な発言一つで株価下落の恐れあり)、少数の社員にだけ話を通して勝手にクリティックルという新会社・新事業を立ち上げたり(これも上場企業の場合、株主や取引先といったステークホルダーへの情報開示義務を怠っていると見なされかねない)。
おそらくワルキューレは上場企業ではなく、終夜京四郎がオーナー(筆頭株主)兼社長を務める非上場・非公開企業なのでしょうが、どちらにしてもワルキューレもヤバい会社ですね。
ワンマン社長が公私混同して暴走しても監査役も取締役会も誰も牽制できず、株主による外部ガバナンスも働いていない企業ということなんですから。
終夜父に振り回されてる上に、心に問題を抱えてる終夜娘のお守りまでさせられている一般の社員たちが一番お気の毒です。
作者からの返信
以前の返答と重複してしまい恐縮ですが、私を見限り他の方の作品をお読みする事を是非ご検討頂ければと思います。
9-48への応援コメント
春秋家の兄妹は相変わらず異常なまでに親思いですねえ。
店の再建なんてオーナー兼経営者である父親がやるべき仕事で、ろくな賃金も貰ってない従業員の仕事じゃないと思うんですけど。
作者様の別小説こすぱ!!!でもスパランドの立て直しに息子が奮闘してましたけど、息子の前にオーナーの父親が死ぬ気で頑張れよとしか思いませんでした。
親の愚かさの尻ぬぐいのために未成年の子供が奮闘する姿にそこまで感情移入できなかったです。経営者に都合よく搾取されてるように見えて。
主人公もカフェの地力をつけなくてはいけないと認識してる一方で、両親は毎日の店の切り盛りに忙しくてそこに着手するのは簡単ではない、なんて述べてますけど…、経営者が店の価値を高める仕事に着手できないならそれは経営に向いてないということですから、さっさと廃業するのが合理的になるんですけどね。
作中の世界はコロナ禍にまだ遭ってないようですが、父が経営者として無能だとどのみち長続きしませんね。コロナで閉店がオチです。
また主人公の再建案も基本的に上っ面の弥縫策ばかりですね。
SNSで宣伝、ゲームや有名声優・イラストレーターとのコラボなど、実体価値が伴ってない宣伝案ばかりで、客が田舎のカフェに何を求めているのか、カフェLAGは客、ひいては地域にどんな「価値」を提供できるか、カフェ業の本質とは何か、そこまで考えが至ってない様子で。
居場所を失いたくない気持ちは分かりますが、家族の食い扶持のことしか考えられないなら、あのプレノートの内容をブログやnoteで発表して収益化するなり、コネを活かして卒業後にゲーム会社やエンタメ業界に就職して、店を盛り立てる以外で家に金を入れることを考えた方が良いように思えますね。
主人公、客商売がそれほど好きではないように見えます。
作者からの返信
力及ばず申し訳ございません。
本作は次回で9章を終了致します。それを区切りとして、本作および私を見限る事もご検討頂ければと思います。
9-47への応援コメント
前から思っていたんですが、この主人公高校生とは思えないほどゲームに知悉していますよね。
単にゲームへの造詣が深いというだけでなく、ゲームビジネスやゲーム業界の成り立ち、ゲームの歴史、AIとの関わり、ゲームの仕様や開発工程に至るまで熟知してるなど、高校生離れしてます。
クリティックルを訪ねて新会社特有の空気感とか浮ついた雰囲気がない、という感想を抱くなど、実家のカフェの手伝い程度の社会経験・労働経験しかない田舎学生とは思えません。
ネット等で調べて知識としてそれらを知っていたとしても、社会経験の裏打ちがないとそれらの知識に「実感」や「納得感」を得られませんし身につかないと思うのですが。
もちろん主人公が学生離れしているのは物語の語り部としての作劇上の都合だとはわかってますが、ゲーム関係の描写や文章では、等身大の高校生の感覚というより「社会経験豊富な大人の作者様」の色が濃く出ているなと感じました。
作者からの返信
最新話をお読み頂きありがとうございます。
ゲームに関しては、プレノート作成の過程で父親から蘊蓄めいた事を聞かされたり、ゲーム雑誌を読んだり、ネットで聞きかじりの知識を拾ったりなどして、浅いながらもそういった知識を得ている感じですね。そこに納得感を持っている訳ではなく、わかった気でいるという。その辺の表現が出来ていないのは私の力不足です。
「新会社特有の~」の部分は明らかに不適切な箇所でした。ここは削除させて頂きました。ご指摘ありがとうございます。
全体的に作者の技量、想像力、表現力、文章力不足が目立っているように感じられているのだと拝察致します。誠に申し訳ございません。
9-45への応援コメント
来未ってろくに休みも取れないんですか…。遊びたい盛りの女子中学生でこれは大変ですね。
そういや前話で主人公がクラスメートの遊びに誘われなかった場面がありましたが、来未もこの様子だと友達や同級生と十分に遊べてないですよね。
家の手伝いばかりで放課後遊ぶことも、同年代の女子のように遠出して遊びに行くこともできない…。来未本人はこの生活をどう思ってるんでしょうね。
しかし改めて思うと春秋家の子供たちは異常なまでに、親にとって従順で優しい「良い子」ですね。
自営業の子はたいてい嫌々ながら家業を手伝ってるのに、文句やわがままひとつ言わない。
店の経営危機に際しても、この事態を招いた父親たちに批判や鬱憤をぶつけることもしない。親子喧嘩も家出もしない。
主人公は親に遠慮をしてるから良い子をやってたんでしょうが、来未も親に遠慮してるんですかね。
本当にわがままも生意気な批判一つも言わない、「良い子」たちですね。
作者からの返信
最新話をお読み頂きありがとうございます。
春秋家は良くも悪くも趣味で繋がっている為、家族の絆と仲間意識が合わさっている感じです。(来未はゲームじゃなくアニメですが、ゲームカフェとの親和性はあります)
それプラス、母親が実の母でないという事情もあるので、子供達は基本的に遠慮しています。それは来未も例外ではありません。
また、趣味を好きなだけ楽しめているので不平不満も殆どなく暮らせています。
自分の好きな事がやれているため大きな不満を溜め込む事もなく、ただし踏み込んだ話も出来ず、小さい不満は自然と有耶無耶になる感じです。
「良い子」というよりは「悪い子である必要がない」といったところです。
もちろん、いつか小さい不満の蓄積によって爆発が起きる危険はありますが。
家族としては健全ではないかもしれませんが、こういう歪な家庭もあると御理解頂ければ幸いです。
来未の休みの件ですが、こちらの描写不足でした。申し訳ありません。
「ある程度前もって言っておけば休みはちゃんと取れる」と訂正させて頂き、記述を加えておきます。
9-43への応援コメント
主人公の父親、山梨の田舎で利益率の悪そうなカフェを良く10年以上も経営できましたねえ。さっさと損切りして店じまいしてた方が良かったのでは、と思いますけど。
父親の役目はまず金を稼いで家族を守ることで、次に金の稼ぎ方を息子に教えることだと個人的には思ってます。それか一生食いっぱぐれない資産を作るか。
事業で儲けられないなら経営者向いてないから辞めるべきですね。
…私の場合は離婚後に男手一つで身体壊すまで働いて稼いで養って、再婚もせず一人で死んでいった父しか見ていないので、主人公の父親みたいな人種にはどうしても評価が辛くなりますね。
作者からの返信
最新話までお読み頂きありがとうございます。
田舎に住んでいると、個人経営で飲食店を始めて1年どころか半年ももたずに店を閉めるケース、とても盛況には見えない店が何年も続いているケースの両方をよく見かけます。
私自身が経営している訳ではないので詳細はわかりませんが、助成金や補助金が出ていたりするのかもしれませんし、貯金を切り崩して経営を続けているのかもしれません。
いずれにしても、人それぞれに人生設計の理念と価値観があり、それについて私自身は何か言う事など出来ませんが、こういう人間がいて、こういうカフェがあるという事は(フィクションではありますが)今後も描いていこうと思っています。
9-39への応援コメント
終夜って裏アカデミがなかったらオタサーの姫になってたような女子ですね。
学校社会以前に女社会とうまく付き合えてない、融けこめてない。
女社会とは男社会と比べて特に同調圧力が強く、協調性を欠く女は厳しく排除される上に異物を「加害者」に仕立て上げて攻撃する文化も横行している社会です。
それでこういう社交不安タイプのコミュ障弱者女子は女社会に強いトラウマや忌避感を抱きがちだから、女社会からの疎外や排除によって得た傷つきを癒すために、陰キャ男ばかりのオタサーに混じろうとしがちになる。
しかし姫は超絶無能なコミュ障ゆえに男をつなぎとめるのも、適切な距離を取るのも下手糞で、しばしばサークルをクラッシュさせる…(姫が安易にサークルの男と肉体関係をもつのはコミュ力の低さの現れです)。
終夜も一歩間違えばそんな女になってたでしょうね。
作者からの返信
最新話までお読み頂きありがとうございます!
終夜の「ゲーム好き以外とは喋れない」って性質は、オタサーの姫の萌芽と言えるかもしれません。ゲーム内において女神を自称しているのも、その可能性が高い事を示唆する要因の一つと言えると思います。
また、「自分にかけられた期待に応えられなかった」という挫折や自己評価の低さが人格形成に大きく関与しており、褒められたい、チヤホヤされたいという欲求が少なからず内在しています。
ただ、それでもクリエイターとしての道を完全に諦めきれていないキャラでもあります。裏アカデミにこだわっているのも含め、「他者と繋がるにしても、その繋がり方は選ぶ」というキャラでもあります。芯が強いとまでは言えませんが、そういう一面も今後描写できればいいなと思っています。
2-18への応援コメント
頭だけ出して梱包してからダンボール家具を潰す気ですね:(´◦ω◦`):ガクブル(違う(ヾ(´・ω・`))
作者からの返信
本作をお読み頂きありがとうございます!
なんかそういう猟奇的なフリー素材が本当にありそうで怖い……