あの空白自体が、とある作家の死を表しているようで。 あとがきまで読むと、自然と感想を書きたくなる話だと思います。
この作品に利用されてる機能自体を知らなかったので、あとがきに辿り着くまでけっこう時間掛かってしまいました。解らない人は作品を俯瞰してみて。
こういう仕掛けができるのって、web小説ならではだなぁ……と思いました。是非、「あとがき」まで読んでみてください。
読んでいるうちに何故かこっちまで息苦しくなって、なんだか怖さもある作品だけれど、それよりどちらかと言えば悲しくなりました……。そんで、自分はどうなんだろうって少し思ってしまいました。あ。ちなみに。「あとがき」まで読みました。皆様も是非。
あらすじから、いやタイトルからすでに始まっていたのか……エピローグまでを読んで、頭に小さな疑問符を浮かべたまま真っ白なページに恐怖を覚えたが……それだけだった。作者がtwitterでボソッと『あとがき』があるということ呟いていた。探した……本当にあった。ヒントはあちらこちらに散りばめられていた。あぁ、と思った。息をのんだ。レビューの言葉が紡げない……この気持ちを誰かに押し付けたい、と思った。読んでみてください。
ただ単純に、怖いと思いました。この作品自体もそうですが、自分もそうなるのかもしれない恐怖があります。白いページ。遺書だと言った、主人公。彼は、もう……。純粋に、怖い。