あなたは、もし自分の寿命がわかっていて、死を迎える日が近づいていると知ったら――どこで死にたいですか?ある人の場合、それは、美しい海を見下ろせる、高知にある一軒の家でした。
黒澤伊織です。旧ペンネームは山野ねこ。出版するときに、なんか作品とそぐわない名前だったので、重めの名前に変えました。 作風としては、社会派の小説が多いです。…
読んでみて、意外と自分も住んでいる街のことをよく知らなかったなと思い知らされました。当然、高知の事もよく知らず…でしたが、タイトルに惹かれて読み進めていくと、何となくですが、高知のことを少しだけ…続きを読む
名のある場所に行ったことがありますが、この物語を読んで、再び訪れたいと思いました。そして、もったいないと思ったのが、場所の説明だけになってしまっている所があります。文字制約のため、物語的に…続きを読む
美しい情景描写が素晴らしい作品です。清々しくもどこか切ない読後感を残します。末期患者を受け持つ医師。自然溢れる美しい高知県。たとえ光を失ってもなお、最期を迎えたいと思わせる街に、一度足を運ん…続きを読む
有川浩さんの「県庁おもてなし課」の映画の舞台にもなり、実際、私も旅行してみたのですが。桂浜、四万十川、カツオのタタキ、西原理恵子さん以外にもこんなに魅力が詰まっているのですね。ちなみに、…続きを読む
もっと見る