概要
三河の祭りでは神社の境内で豪快に花火をぶち上げる
神社の境内で手筒花火をガンガンに奉揚する荒ぶる神事。
ふり注ぐ黄金色の炎が枝垂桜のように辺り一面を
覆い尽くす光景は圧巻です。
日本古来の火炎崇拝エッセイとして書きました。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!名古屋ではなく三河の文化を語る
愛知県と言えば名古屋のイメージが先行しがちですが、三河も独特の文化を育んできた歴史的な場所。
方言も名古屋のそれとは大きく異なるし、食文化や人間性も違っていると思います。
どちらかというと遠州の習わしに共通する傾向もあります。
ここでは、三河地方、殊に豊橋を中心にした地域で見られる手筒花火にスポットを当てており、日本人の持つ火炎崇拝の観点から語るところは素晴らしいの一言です。
私ごとですが、豊橋に二年間住んでいた身としては嬉しい限りです。
ところで作者さまは熊本県の天草を舞台にした街コン作品をも書かれており、各地方の歴史や神事に精通しているところ、その知識量に舌を巻いております。