宮崎県を愛してやまない書き手の紀行文。
これ、このまま県の観光案内もしくは、飛行機の機内フリーペーパーに載っていてもおかしくないパーフェクトなエッセイではないでしょうか。
ご覧になればわかりますが、景勝地がまるでフィルムを観るように丁寧に描写され、読了後には、すわ宮崎へ! などとつい腰を上げてしまいます。
また自らに次回の課題を持たせるくだりは、本当にお好きな場所なのだなと感心しております。
卓越した文章力は、読み手の想像力をかきたてます。
かくゆう私も訪れたことのない地でありますが、このエッセイをコピーさせていただき、宮崎に旅行する機会があれば活用させていただこうと思います。