もし回転寿司のたまごに意識があったら、こんなふうにお客さんたちのことが見えているのだろうなぁ……と思える発想の光る作品です。個性豊かなお客さんたちと、そして、最後の思わぬ結末。ちょっと笑えて、ほっこりする作品です。
ㅤ妹さんが来てくれてねぇ?ㅤそういえば昔、回転寿司屋では玉子ばかり食べてたな。いつからだろう、寿司は魚が基本だと思い始めたのは。ㅤ大人になったフリをしていただけだな。ㅤ馬刺しは食べられるけど驚くよね。
たまごが空回りする話です(笑)発想が素晴らしいですね!たまごの言葉遣いが幼いのもグッド、生まれたてのような感じを醸し出しています。ラストもよかったです。いい読後感を残す、読者の想像に任せた部分が好きですね。次の話にも期待して星三つ送らせて頂きます。
お寿司のメニューの中で毎回異彩を放つのが、口直しのごとく陸の動物由来の材料を使った「玉子焼き」かもしれません。ただ、そのせいかどれだけふわふわな仕上がりになっても意識しなければつい無視してしまいがちなのも否めないところ。同じお寿司なのに食べてもらえない可哀想な玉子焼きの運命は……?少しだけ悲哀を感じながらもどこか可愛らしい、擬人化ものの作品です。玉子焼きのお寿司も美味しいはずなんですけどね……。
レーンを流れるたまごのお寿司。果たして、無事に食べてもらうことはできるのか?というお話。短くて読みやすいです。それと、たまごのお寿司が食べたくなってきた(>_<)最後はほのぼのさせてもらいました。ありがとうございます!
おいおい、またしてもカクヨムに寿司小説が……このサイトはいったいどうなってしまうんだ? 寿司に浸食されていくのか……?そんなことはさておき、とても優しい気持ちになれる寿司小説でした。回っている寿司ネタが主人公の一風変わった物語。ネタを変えれば短編集にもできそうな秀逸な発想で、ネタの数だけエピソードがつくれそうですね!最後まで読むとほっこりできる、そんな少し良いお話しでした。「大将、いいネタだね!」
生魚が苦手だった頃は回転寿司で必ず食べてた玉子。めっきり最近は食べなくなりました。だけど玉子がこんな思いをしながら回っているのかと思うと……。今度行った時は玉子も食べます。
寿司のタマゴ…食べないな~と思いながら読んでました。美味いと思ったことないかも…海苔と卵って…ふりかけで充分。寿司の海苔って邪魔じゃない?……なに言ってんだろ俺…。幸せって、本分を全うできたときに感じるものです。そんな作品でした。
まさかの玉子視点!そして、その身の切なさが伝わってくる作品でした!ほっこりするラストも良かったです!
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