僕を食べて

作者 ヤミヲミルメ

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★★★ Excellent!!!

たまごが空回りする話です(笑)

発想が素晴らしいですね!

たまごの言葉遣いが幼いのもグッド、生まれたてのような感じを醸し出しています。

ラストもよかったです。
いい読後感を残す、読者の想像に任せた部分が好きですね。

次の話にも期待して星三つ送らせて頂きます。

★★★ Excellent!!!

お寿司のメニューの中で毎回異彩を放つのが、口直しのごとく陸の動物由来の材料を使った「玉子焼き」かもしれません。
ただ、そのせいかどれだけふわふわな仕上がりになっても意識しなければつい無視してしまいがちなのも否めないところ。
同じお寿司なのに食べてもらえない可哀想な玉子焼きの運命は……?

少しだけ悲哀を感じながらもどこか可愛らしい、擬人化ものの作品です。
玉子焼きのお寿司も美味しいはずなんですけどね……。

★★★ Excellent!!!

おいおい、またしてもカクヨムに寿司小説が……このサイトはいったいどうなってしまうんだ? 寿司に浸食されていくのか……?

そんなことはさておき、とても優しい気持ちになれる寿司小説でした。回っている寿司ネタが主人公の一風変わった物語。ネタを変えれば短編集にもできそうな秀逸な発想で、ネタの数だけエピソードがつくれそうですね!

最後まで読むとほっこりできる、そんな少し良いお話しでした。

「大将、いいネタだね!」