冬空にきらきらと舞う幻想のような物語

 なにかもの凄い大事件が起きたらどうしようと、はらはらして読みました。

 案外収まりよくハッピーエンドになったので、ほっとするけど、物足りなさもあるかな。

 この作品の最大の魅力は、全体に流れる、触れた時に溶けてしまうような危うい脆さかなぁ。

 ああ、それで題名が「ダイヤモンドダスト」なのか。


 ダイヤモンドダスト、見たことないけど……。