概要
友達が助平じゃなかったらあなたはどうしますか
体の中が空っぽになった気がしても、代わりに虚無感が居座わってる。
居座っているなんて表現は別に気取っているわけじゃなくて、心にはいつも何かが居て、大切な椅子に座ってる。
でも、それを追い出さなきゃならなかったら、他に何を座らせればいいのかな。
「そこはお前の場所じゃない」って叫んで追い出して、また別の何かを座らせてもやっぱり全然しっくりこなくて――だって、そこは最初に座っていたものの為に造られた椅子だから。
誰も座ってない椅子の前で、椅子に相応しい誰かが来るまで眺めてる。いるはずなんてないのに、じっと静かに空っぽの椅子を眺めてる。
居座っているなんて表現は別に気取っているわけじゃなくて、心にはいつも何かが居て、大切な椅子に座ってる。
でも、それを追い出さなきゃならなかったら、他に何を座らせればいいのかな。
「そこはお前の場所じゃない」って叫んで追い出して、また別の何かを座らせてもやっぱり全然しっくりこなくて――だって、そこは最初に座っていたものの為に造られた椅子だから。
誰も座ってない椅子の前で、椅子に相応しい誰かが来るまで眺めてる。いるはずなんてないのに、じっと静かに空っぽの椅子を眺めてる。