座敷童さんの逃走はもはや様式美です!

『ちあき堂書店5』のおすすめ作品ということで読み始めました。

可愛いよ、可愛すぎるよ、座敷童さん…(*´ω`*)

ちょっと複雑な家庭の事情を抱えて一軒家に一人暮らしを始めた少女(後に名前が判明します)だが、その家には見目麗しい座敷童が住んでいて…。
男嫌いだけど天然でスケコマシ…もとい座敷童コマシな主人公が発する褒め言葉の破壊力に、女装癖のある乙女な座敷童さんが毎回赤面して逃亡するというパターンで各話が進んでいきます。
毎回座敷童さんがノックダウンされるというオチは、もはや水戸黄門や遠山の金さんを彷彿とさせる様式美。
むしろそのオチがない回では消化不良を覚えるほどです。
でもちゃんとお話は進みます。
二人の気持ちが溶けあい始めてからのこの様式美は最強の破壊力。
読者も二人の甘々光線に、座敷童さんばりのノックアウトをくらうこと請け合いです!

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