往年の火曜サスペンス劇場みたいな雰囲気。

「お約束事のオンパレード」とは言い過ぎだが、一種のノスタルジーを感じさせる推理小説。セオリー通りと言うか、臭い展開が心地良い。作者は洒落と酔狂で本作品を書き下ろしたに違いない。

ただ、最後の台詞の発言者が私には分からなかった。まぁ、熱烈なミステリーファンでもない私が理解できかねようと、作品を貶める事にはならない。真偽の程は、あなた自身が読んで確かめれば良い。

ちなみに、星の数はケチを付けた結果ではありません。短編にはMAX2つが信条だからです。

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