それっぽい雰囲気が漂っている。こんな感じかもしれない。

丁寧な描写です。主人公達の一瞬を切り取っただけなのですが、写実的な奥行きを感じます。SF的な背景を期待すると肩透かしかも。そこに作者は力点を置いていません。
閲覧者の方には、ボンゴレ☆ビガンゴさんの「世界が終わるその夜に」との読み比べをお勧めします。どっちが秀作とか言う意味じゃなくて、単純に作者の個性の違いを感じるのが楽しいと思います。でも、結局の所、人々の行動はこうなるのでしょうね。私もそうするような気がします。
星の数は、短編にはMAX2つが信条だからです。

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