「自分も恋がしたくなる!」そんなわけのわからないエネルギーが沸々と湧き上がってくる読後でした。彼女の作り方を忘れて久しい私には、主人公の直球アプローチが眩しいのなんのって!いいお話でした!
大人の恋愛もの。六本木の街を舞台にした大人のお話で、登場人物たちの距離感も雰囲気があってよかったです。普段青春SFものばかり読んでいるせいか甘酸っぱいストーリーに染まりきっている私ですが、たまにはこういうビターなストーリーも新鮮でいいものですね。大人なお話が好きな方はもちろん、普段そういう作品を読まない方にもオススメできるいい作品でした。気になる方は読んでみてください。
乃木坂からの道をまた歩いてみたくなった。六本木は昼と夜とでは本当に雰囲気が違う。誰もが社会の一部な昼から自分が主役になる夜。通りの雰囲気と話の雰囲気が上手くマッチしたお話です。
六本木など、割と馴染みのある街の名前が出て来て、状況を把握出来た。また、歳も自分と同じくらいという事もあり共感出来る箇所も多々あった。自分ならこうすのになぁ。とか自分だとこれは出来ないな…。とか作品に没入してしまった。20代半ば以上の方にオススメの作品
情景が目に見えるようです。彼の心情も手に取れるようです。爽やかな読後感を味わえます。明日はきっと今日よりHAPPYな1日になる。そんなことを思わせてくれます。
そのためにはボクが隣にいないとダメ。ボクがいることが条件なんだ。この景色をこれまで見たことのないものに変えてあげる。――ぐらいの強引さが欲しいな。じゃないと簡単に「うん」なんて言わないぞ。おねえさん❤場所を知ってるだけに景色が浮かんでリアリティがあります。ストーリーはベタだけど描写は楽しめました。ついでに個人的な妄想もセットで(笑)ラブストーリーの短編は明るいハッピーエンドがイイね❤