プレステ2をレビューしてみた。思い出も含めて。

六恩治小夜子

第1話「プレステ2との思い出」


筆者は高校時代、郵便局でアルバイトをしていた経験がある。やりたくて始めた訳ではなく、学校の担任の先生からの推薦だ。一度は断ったが、翌日に電話で担任から頼まれ、渋々引き受けることに。郵便局の仕事は中での仕分け作業と外で自転車に乗って配達する作業に別れる。大体、中での作業が女性で外の配達が男子である(例外もある)筆者は後者で外に出てクソ重たいチャリ(←筋肉が付くほど本当に重い!)で配っていた。




12月後半から始まったが、ルートは決まっていたので、3日ほどで覚えた。学校の友達とも一緒だったので気軽にやりつつも、1月1日。なんと関西では珍しい大雪だった。しかも猛吹雪、おまけに年賀状が大量。どんな嫌がらせだ。




近年は年賀状を出す人が減り、メールやラインで「あけおめコトよろ」と済ませる人も多いが……それでもかなりの量があった。ハガキは一応、雪から守るためにカバーもしているが、薄いので役に立たない。路面がヤバイほど滑るのでいつも通りに配達するわけにもいかない。どっかけでコケて自転車ひっくり返したら年賀状が汚れてしまう。




俺はどうしようかと考えた。そこでまずマンション下に自転車を止め、取り敢えず付近の家々に年賀状を配る事にした。マンションでは年賀状が一件もない家もあるので、そういう所は必ずメモしておく。難儀したのはエントランス部分が大理石のマンション。アイススケートのリンク状態で歩くのが大変だった。




まあ、そんな苦労がありつつも無事に配り終え、お給料をいただいた。そのお金でプレステ2を購入し、今も現役で稼働中である。ソフトとの思い出を書いていきますので暇つぶしや新たにソフトで購入する場合などの参考になれば幸いです。





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