第10話「バウンサー」
2000年の年末に発売されたスクエア初の3D格闘ゲームであり、クソゲーメーカーとして有名なドリームファクトリーの作品だ。が、筆者はそんなこと知らずに中古で500円という破格の安さだったので購入した次第。
いつもたまり場の酒場で馴染みの女の子・ドミニクがさらわれ、それを助けに行くというありきたりな話である。映像は非常に美麗である。何故か外国語の吹き替え機能もある。いや、日本で発売するんだからそういうのはいらないんじゃ……。毎回デフォで英語音声になっているので、嫌な人は開始したらまず日本語設定を変更しよう。
ストーリーモードで選べるキャラクターは3人いて、任意で選べる。ただ敵も徐々に強化されていくので自分の好きなキャラだけ使っていると後々大変なことに。映像は美麗だし、格闘ゲームとしては操作性が良く、戦いやすい。カメラワークが少々悪い部分もあるが……戦闘に勝てば経験値がもらえ、エクストラスキルに割り当てられる。でも、貰えるのは操作したキャラのみである。つまりまんべんなく振り分けられない。
つまり、このゲームではまず一人だけを強化することを考え、クリアしたらその記録を引き継げるので二人目、三人目……つまり三回全クリアする必要がある。任意とは言え、いちいちキャラを変えて戦っているとバランスはよくなるが、ラスボスに勝つには難しいぞ。
そして操作するキャラを変えたとしても話の本筋は大して変わらない。ムービーがちょい変わるだけであり、すぐに飽きてくる事必至。ただ前述した通り、格闘ゲームとしては遊べるので飽きたら友達と対戦するのもいいだろう。今まで倒したボスキャラなら操作キャラで使えるし。
ただし、全員を最強にしてもラスボス・最終形態のドゥラガンは強すぎる。まあ、2回連続で戦ってその後で最終形態で3回目の勝負だからな。
フルプライスならクソゲーと呼ばざるを得ないが、中古で破格の安さなら買って損はない。でもすぐ飽きる。そんなゲームだ。何気にドミニク強いぞ。
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