第9話「ツキヨニサラバ」


もう少し操作性が良ければ名作になれたものを……。

そう思わざるを得ない、ガンアクションゲーム。

はっきり言って物語のクールさはよく出ているし、キャラも個性的だ。

シナリオも悪くないが……最大の欠点は肝心の戦闘がすごく難しい事である。




このゲームでは敵が凄まじいスピードで撃ってくるため、主人公たちはブリッドタイムという時間をスローにする特殊能力を駆使(制限時間あり)して弾を避けつつ、相手を攻撃して倒す。倒したい相手には緑のターゲットマークがつくのだが、近くに複数のターゲットがいると自分が狙いたいターゲットに上手く合わないことも多々あるので非常に狙いにくい。視点が乱点するのだ。




攻撃後に相手にダメージを与えるオブジェクトなんかあると真っ先にそっちをターゲットに補足されてしまうし。難易度が非常に高く、独特の操作性感もあり、ザコも敵が多いわ、わかりにくい所に潜んでいるわで被弾すること間違いなし。ようやく抜けれてもボスがかなり強力すぎて、最初はゲームオーバーしまくり。




負け続けると難易度を下げますかと出てくるので、腹立つものの、下げて遊ぶことに。それでも最低レベルクリアから順々にレベルを上げて全クリアを繰り返していくなど、筆者としては非常に頑張った思い出がある。だが、どうしてもベリーハードだけは途中で行き詰まってしまった。というか、普通の人は序盤でストレス溜めてすぐに売ってしまったのではないだろうか。正直、初見殺しもいいところだ。あまりオススメはできない。




ちなみに筆者はアリスが好き。かなり弱いが、そういうキャラほど使いこなして強くしたいという気持ちがあり、よく使っていたなぁ。










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