さきちゃんかわいいよね、さきちゃんかわいい、さきちゃ、さきちゃさきち…

最初の一行から読者を釘付けにし、作品に吸い込ませていくような文章力!
流れるような文体に身を任せていると気がついたらオチまで一直線なのですからもう大変です。
舞城王太郎作品の疾走感を彷彿とさせるところも個人的には好き......。

文章の方にばかり言及してしまいましたが、女子高生の独白からはじまるありふれた青春から加速していきオチに向かって落下していくジェットコースターのような構成も短編向きで◎

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