「善」って結局なんなのか

善と偽善どちらによる行動なのかは本人にしか分からない。
いや、本人でも分からないかもしれない。
それでも「仕方なく」とか「強要されてする」というものではないと思う。
以前、困ってる人を助けてその人を見送った人が自分のしたことに対して「馬鹿らしい」と言っていたことがあった。
それ以来、人助けってなに?いい行いってなに?と思うようになった。
この物語は、そのことの答えはなくても深く考えさせてくれた。
  
文がグダグダになっている気もしますが…伝えたいことは、
 主人公の思いや表現の仕方が細やかで繊細で綺麗
 「善」「偽善」とは何かということがぶれずに軸となっていること
 物語に気づいたら引き込まれて最後まで離さないということ
  が本当にすごいです 
終盤あたりから感動と切なさで涙が止まりませんでした。
 

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