お風呂に入れないこと以外には特に不便を感じない、ゆるゆるお気楽な引きこもり宇宙生活……と思いきや、アクシデントが発生して一転、サバイバルな状況下に。果たしてこの先、無事に帰還できるのでしょうか?(白米+ふりかけは正義です)
独白がとてもたんたんとしているのに、いや、しているからこそ笑える。実はすっごく悲惨な状況なのかもしれないけど、主人公はそんな自分の状況を他人事みたいに報告する。なんか、無為に過ごすことに対する信念、みたいなものを感じました。実は、この主人公は恐ろしくタフなのかもしれません。キッズたちの質問に答えるシーン、とても好きです。
宇宙で主人公がゆるゆる生活している姿が目に浮かぶ、ユーモアたっぷりなお話です!主人公とCPUの掛け合いが楽しくて、つい笑ってしまいます…!ただ安穏としているだけでなく、宇宙で長い期間たったひとりで過ごさなければならない漠然とした不安感があり、それがスパイスになっていて飽きが来ません、ついつい先が気になります。更新、楽しみにしています…!ありがとうございます!
舞台は広大な宇宙ですが、ロマンやスリルよりもむしろ淡々と進む「日常」に重点を置いた内容となっています。たった1人で日々を過ごす主人公の、ともすれば冷静沈着にも見える「平凡」な日常の捉え方が独特な雰囲気を出している、ある意味将来起こりうるかもしれない作品です。