彼らは愛されていた――。茜色の本当に美しさに、私は出会えたのだと思う。

人が人を想う気持ちの重さが君にわかるか?
この生き辛さ、という重しが君にわかるか?

こうした問いを、私は感じました。
そしてそこから、目が離せなくなったし、逸らしてはいけないとも思いました。


ここかもしれない、と思えていた居場所を追われ、追い込まれ追い詰められ、そして選択肢も狭められていく。

それでも人は、己の生きる道を探しにゆく。
それでも人は、己が生きられる道を、探す。
それでも人は――。


いつか、いつかもし叶うなら、坂田さんと斉木さんと水谷さんと、色々なことを語り合ってみたいと願う。
コーヒーのカップを両の手で包みながら。

その時、最初に感じた問いに対する答えを、3人に伝えられたらと、そう思っています。


ありがとうございました。
こちらの作品に出合えたことをとても、落涙しつつ感謝しております。






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