作者の前作「妹、分裂する。」と同じくディストピアものだが、こちらはノスタルジックな描写を重視しており、一種の殺伐さがあった前作とは大きく異なる作風となっている。しかし、作者の文章力、とりわけ感情描写の上手さ、感情移入しやすい魅力的な人物作りは健在であり、前作を高く評価している人ならば必ずやこの作品も気にいる事だろう。
こんな斬新なストーリーは見たことがありませんでした。只単に納豆好きな少女の話かと思って読んでみたら、まさか世界の破滅へ繋がるかもしれない瀬戸際だったとは(汗)そして納豆菌を始めとする様々な細菌の…続きを読む
読んだらとにかく納豆が食べたくなります。なりました。食べました。終末直前の独特の雰囲気が上手く描けていて、とても心地が良いです。あの諦めきったような、無理矢理満足したと皆が自分に言い聞かせてい…続きを読む
世界なんてどうでもいい! この少女たちのハッピーエンドさえ見られたら! と途中からかぶりついて読んでました。ギャグかと思って半笑いで開いてみたらとんでもないシリアスでしたよ、納豆なのに……。だまされ…続きを読む
これ……めちゃくちょ面白いじゃないですか。my favorite of カクヨムベスト3を更新しなければなりません。なんてことだ……!沼とバチルス・ナットー(細菌って、ラテン名にす…続きを読む
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