楽しかったこと、辛かったこと、そして、切ない初恋も。すべてはいつか、思い出に変わる。記憶というものの儚さと、あたたかさを教えてくれる作品でした。
初恋は、叶わぬもの。 そして、忘れるという行為は、決して軽薄だからではなく、人が、前に進むために、とても必要なことなのだと思います。 余韻も素晴らしいですね。 夏の日に出逢うべくして出…続きを読む
これはひと夏の思い出と、初恋の物語。姉の恋人であり、いずれ自分の兄になる人の恋をした切ない思い出の物語。恋してはいけない人に恋をしてしまった妹の一人称で綴られる物語なのだが、けっして禁断の恋に発…続きを読む
小さな世界しか見ることのできなかった幼き日の記憶はキラキラしていて、美しく、いつまでもとっておきたくなる。だけど必ずしもそれがいつまでも残れば良いっていうものでもない。美しい文章で、ある少女の切…続きを読む
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