全身凶器のコンピューターおばあちゃんから溢れ出す狂気、素晴らしい。
どこか遠くの国で研究してます。 私はSFを書いている時だけ、未来に生きていられます。どれだけ長生きしても見る事のできない未来の中で。
始めの掴みと言い、ラストと言い、なんだかよくわからくなってむしろすがすがしいような、不思議な小説でした。面白かったです!
危機管理では『最悪の事態に備えよ』という言葉がありますが、この作品の描く未来がまさにそれです。生理的・感情的に耐え難い状況を生み出し、あるいは現実的で重大な危険をもたらす、技術の悪用・誤用や副作用…続きを読む
機械化されたおばあちゃんが凶暴な理由が、とても理解しやすくて納得のディストピアです。この救いのなさに救われる感じはとてもいい。
高齢介護は何れ人の手から離れて機械へ移行するかもしれない。現実世界でも密やかに囁かれている話ですが、この小説のようになったらそれこそ社会問題化は待った無しですね(笑)しかし、機械に頼っても所詮人は…続きを読む
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