粉雪が儚さの象徴だと思ったら大間違いだ。

粉雪舞う中で、女主人公の一人語りが淡々と進んでいきます。その中で描かれるのは、周りの人から寄せられる優しさや信頼。丁寧な言葉遣いもとても魅力的です。
決して長くない物語、なのに訴えてくるものはとても大きくて温かい。
だからどうぞ、今すぐお読みなさいな。

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