コミカルだけれど、どこか不気味

主人公の達観した様な態度が、幻覚を見ている事を自覚している、末期患者の様に思え、どこか怖かったです。
そもそも、キャラクターのコミカルさとは裏腹に、描かれている事は『異常』なのだから。
不思議な、どこか不穏な余韻を残す、ふんわりとした作品。
ホラーと言うより、怪奇小説のような趣き。

とりあえず、魔獣がどうやって世界を滅ぼす気だったのか、気になって眠れません。
カニ喰いたい。