私は作者に「第二章を期待外れにするなよ」という意味で星2つにします。

読破しました。
星3つのつもりで読破しました。それでも星2つにした理由は最後に述べます。
まず、一言で言うと、マイフェアレディを、オードリー・ヘップバーンではなく、オードリーを教育する男優側から表現すると、こんな小説になるかなあという物語です。
よって、小学生時代のエピソードなんかは、自分が主人公の級友になった感じで「ごちそうさま」と言いながら惰性で読んでいるのですが、中学生時代のエピソードに突入すると「これも有りかな」と自分の成就し損なった過去に想いを馳せつつ、高校時代のエピソードまで読み進めてしまいます。
その延長で言うと、大学時代の合宿のエピソードは脇道のような感じもしますか、それも良しとしましょう。
でも、次章への続け方は、読者にとって「お預け!」以外の何物でもありません。読者の心は、一旦、落ち着きを見せるのです。ここで、第二章を乞う御期待とは、何と御無体な!蛇の生殺し状態ですよ〜。
だから、腹癒せに星2つにさせて頂きます。
ところで、作者は男性なのでしょうか?
ペンネームの雰囲気から、てっきり女性と思い込んで読んでいましたが、男性の主人公の立場、感性を余すところ無く表現しています。逆に、主人公の彼女に関する表現は、やや雑な感じがしました。もし、作者が女性ならば、素直に「ごめんなさい」です。主人公が男性なので、或る程度は仕方ないと思っていますが・・・。
尚、最後に書いておきますと、個人的な理由から、大学時代のバイト先の喫茶店は、好きです。

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