彼女は嘘つき。でもその心に生まれた気持ちはウソじゃない。懐かしい気持ちになる甘酸っぱ系小説。
遊真蘭戸『ゆうまらんど』 ちょっと名前変えました。
仲良くなりたいから嘘をつく。それがいつしか当たり前になって自分を蝕み苦しめて最後に吐き出した。少女の心情を良くとらえた作品です。次の作品も楽しみにしてます。
自分のためについた嘘が,自分を苦しめる。いつしか,自分自身にも嘘をつくようになった彼女。彼女自身の中の恋心に素直になり,心が救われる過程を描く青春の物語。読みやすい文章で,後味スッキリのオスス…続きを読む
緊迫感のある文体にとても好感を持ちました。本当にとてもいいと思います。これは良いたとえか、どうかわかりませんが、若くして芥川賞を受賞された女流作家のことを思い出しました。たとえば「職員室は少しタバ…続きを読む
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