「妻を殺してもバレない確率」の後で。

「妻を殺してもバレない確率」を読んでいない方!まずは、そっちを読んでください。
既に「妻を殺してもバレない確率」を読んだ方!この作品を見逃していませんか?
こちらのレビュー数が「妻を殺しても」に比べて少ないので、見逃した方が多いのではないかと懸念しました。少なくとも、私は見逃すところでした。この2つの作品はコインの表と裏です。
作品紹介で作者が「妻のイメージを崩すかも」と気にしていますが、全くの杞憂です。私は、彼女の事が益々好きになりました。
それに両作品を読む事で、立体感が出てきます。正直に言うと、「妻を殺しても」を読んだ後、「描写不足でボンヤリしているけど文字数制約があるので仕方ないな」と一抹の消化不良感を抱いていましたが、この作品を読んでスッキリしました。