鬼がいるのか、鬼になるのか。「鬼隠し」を巡る、仄暗い人間模様。

ホラーは余り読まないのですが、読み出してすぐに引き込まれてしまいました。

「鬼隠し」という怪異、どこか危うい登場人物達、そしてアクセントとなっている百合。
その全てが相まって、「鬼」の物語となっていると感じました。

語られてない部分、行間に想いが渦巻いているところが凄かったです!

個人的には、ミステリー要素をなくした方がより恐怖感が高まったのではないかと思います。

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