死者がそこに在る風景

幽霊が見える少年の日常を切り取った短編集。
大きな出来事があるわけではなく、幽霊がただそこに在るという事実が静かに語られます。
大きなヤマを作らないことで幽霊の実在感が増しているように思えました。
ほのかに切ない気分に浸れておすすめです。

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