就職して会社の定年が60歳、2016年現在だと年金の支給は65歳くらいからだから、実質的な就労の定年は65歳。20歳から働いたとして、45年間もの間、社会人として社会へ貢献した見返りが、たった5年間の老後生活……か。なんだか切ないやら恐ろしいやら……。
人口爆発と食糧危機が心配されていた時代の『ソイレント・グリーン』や『定年食』よりはマシになりましたが、人的資源の劣化は如何ともし難い。私が百才まで生きたとしても、ちょうどその頃人口の4割が高齢者…続きを読む
藤子・F・不二雄先生のSF短編『定年退食』を思い出す傑作でした。——「この世界はね、続けていれば必ず成功するようになっているの。けど問題は、間に合うかどうか、なのよね」——「だけどね、人生は限…続きを読む
善悪の定義などマジメなことも書かれてますが、最後は理屈なしで涙しました。こんな世の中が来ないことを願うばかりです。
痛烈に現代を皮肉っているように思えました。現時点でも日本では少子高齢化が進み、20,40年後となれば更にその傾向があるとされている今日において、とても考えさせられるストーリーだったと思います。こ…続きを読む
もっと見る