終わりと始まりの実験(仮)。
梅雨アリス
「はじめに」
皆様、始めまして。目にとめていただき、ありがとうございます。
作者の梅雨アリスと言います。以前は少しだけ愛夢と言う名前でやっていました。
さて、このちょっとした小説企画を始めた理由を先ずは語りたいと思います。
私は元々、物語を考えたりする事がとても好きで毎日何かを思い浮かべてはメモを取ったりしていました。
気が付いたら短編ですが、小説を書くようになっていました。
高校時代、小説を書く授業があったので1年間受講していました。でも、授業で小説を製作する事になっても時間は少なかったし、必ず「ハッピーエンド」じゃないと教師や生徒からは批判殺到でした。
しかし、その時に私が書いた小説のテーマは「医療過誤」。医療過誤問題にハッピーエンドなんて無いのを私は知っています。
何故なら、私は診断ミスを何年か受け続けていた経験があるからです。診断ミスをひたすら受け続けていた人はどれほど心に傷を負うのかを書く事で表したかっただけでした。
しかし、教師の言う通りのやり方にしないといけなくなり、とてもやり難かった記憶があります。
そしてある時に家庭環境の悪化で精神的な避難場所を求めて閉鎖病棟への入院を経験した時、授業以来、書けなくなっていた頭の中に浮かんだ物語を小説として表す事を再び始める事にしました。
それは頭の中に浮かんだ物を作品にする、という一種の「作業療法」だったのかも知れません。
退院後もそれを続けたのですが、病気の影響かやはり短編が限界でした。それでも、表現する事がとても好きな私にとっては心が少しでも楽になる方法でした。
それからは時々思い浮かべては書いてましたが、様々な要因が重なってお薬を過量内服してしまい、1ヶ月の間、生死を彷徨ってからは余り精神状態も安定せず、創作活動からはまた離れていました。
しかし、精神科医から何か続けられることを探したらどうかと言われ、ここに辿り着いたのです。
昔から好きな事は以外とすぐに始められました。頭に浮かんだ事を紡いでいくと凄く楽しくなって、次第に落ち着いていく自分に気付きました。
そんな発想で物語を小説に変換する事を、始めたのです。
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