主人公の態度が徐々に柔和になっていくのが、妻の一途な態度が、えもいわれぬ感覚を私にもたらした。このような感動させられる小説はあまり無いだろう。面白かったです。
数多のすばらしい作品を食み定期的に文章を吐き出す生物。亦の名を反比゜例、もしくは灰男。 脳がもう一個くらい欲しいのが悩み。 細々と研鑽を積み重ねて行きたいと思…
聞き終わった後、幸せになれる歌がある。見終わった後、幸せに浸れる映画がある。読み終わった後、幸せな気分になる小説もある。これはまさにその一編。最後に、幸せな気持ちを用意してくれた作者に感謝で…続きを読む
特に、思いを持たない言葉で思いを表現する場面が必見です。
そんな楽しみ方の出来る名作です。0から9までの数字という記号が、こんな気持ちを呼び起こさせてくれるなんて。
最後まで読んで、また最初から読みました。後半は込み上げてくるものがあり、そしてタイトルに納得します。最初はどんなサスペンスだと思いましたが、中身は美しい愛のお話です。ぜひ一度は読んでほしい。
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