ミステリに《《あるまじき》》この読後感。ここを目指して読み進める甲斐はあるだろう。
久保田弥代(やしろ)。2000年に、今は亡きソノラマ文庫で受賞デビューした野良プロ。オッサン。 レビューから来た方は ↓ こちらなんか読むといいかもしれま…
何も言わずに何も知らずに、とにかく読むことをオススメします。シンプルにスマートに料理してみせる作者の手腕に脱帽。本を読んでいてこの衝撃を感じられる回数は、そう多くありません。
ストックホルム症候群というタイトルから、ペルーの日本大使館事件をイメージして読み始めました。作品の舞台は日本でしたが、関係者が心を通わす点はタイトル通りです。クドクド書くとネタバレになるので控え…続きを読む
こういうどんでん返し大好きです。分かる人は途中で落ちが読めるのかもしれませんが、僕は考えることが苦手なのでまんまと騙されました。気持ちよく騙されて、気持ちよく終われました。お話しする威力ってで…続きを読む
ストックホルム症候群――。 精神医学用語の一つで、誘拐事件や監禁事件などの犯罪被害者が、犯人と長時間過ごすことで、犯人に対して過度の同情や好意等を抱くことをいう。 これをどう料理して作品に生…続きを読む
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