ストレートに面白い短編小説でした。読みやすいし、話の内容に対する長さもちょうどいい感じでした。おもしろかったです。素敵なお話をありがとうございました。
黒澤伊織です。旧ペンネームは山野ねこ。出版するときに、なんか作品とそぐわない名前だったので、重めの名前に変えました。 作風としては、社会派の小説が多いです。…
一時期脚光を浴びたアイドルが、年月を重ねて代替わりを強いられる。そんなときに事務所も生き残りを模索して――というお話で、すっと読む事が出来ましたがその葛藤は考えさせられるものがあります。誰も…続きを読む
主人公エリナの持つ苦悩が、新曲「きみはスター」との出逢いを通して解決され、一つ成長していく。本当の自分に目覚める過程を描いた物語です。アラサーという年齢、周囲からのアイドルとしての限界の示唆も、…続きを読む
自分が一番輝いていた頃の服や歌を歌っても、アラサーにもなればだんだん色褪せて見えるもの。私たちもそうです。過去の栄光にすがることなく、ありのままの今の自分を魅せていこうという気持ちになるお話です。
ありのままでいい。そういわれても、周りの目から自分を守るための鎧はなかなか手放せない。ありのままの自分をさらけ出すのは怖い。それでも怖さを捨て、その鎧を脱ぎ捨てたとき――きっとそこには、新たな…続きを読む
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