このエッセイを読んで2kg痩せました!(当社比)


「笑いすぎて痩せそうです。」

脂肪に関して自虐的なようで、痛々しさを全く感じさせない純粋な脂肪批判。
「デブ」に限らず、レッテルのインパクトに圧されて相手を軽んじ、想像力が働かなくなってしまう節、確かにあるなあ……と自己を省みるきっかけになりましたが、そう思ったのもつかの間、笑っているうちになんのことやらわからなくなっちゃいました。
クオリティの高いユーモアセンスで、読んでいると笑いすぎて痩せそうです。ありがたいです。

________

と、つい先日レビューをしたためさせていただきました。

「笑いすぎて痩せそうです」なんて言いながらも、実際にそんな簡単には痩せられるものではないことも理解していて、要はそれくらい面白いのだと伝えるためにそういう表現を選んで書きました。

で、人って文章を読んで思わずンフフとにやけることはあっても、声を出して笑うことってなかなか無いんじゃないかと思います。
が、しかし私は腹の底から声出して笑ってたんですね。腹筋が震えるくらい。巧みな文章力にくすぐられて、笑わずにはいられなくて。

そしたら読み始めから最新話までを読み切る4.5日の間に体重が2kg減りました。腹筋が少し硬くなった気もします。
その間の生活を振り返ってみても、どう考えてもこの作品を読んで笑いまくったことしか心当たりがありません。

筆者はこれでもかというほど悪戦苦闘していらっしゃるのに、呑気に笑っていただけの私が減量してしまって、なんかすいません。ありがとうございます。

その他のおすすめレビュー

木遥さんの他のおすすめレビュー124