カクヨム放送局で紹介されていたので読みにきました。最後まで読んでああ・・・とため息が出ました。哀愁漂うセリフ、出てくるアイテムのひとつひとつがきれいにつながってラストシーンまで引っ張っていきます。圧巻です。作者さんと運営グッジョブといいたいです。
とても構成が秀逸で考えさせられる小説でした。人は誰しも加害者と被害者の両面をもっていて、戦争や内乱などの非常事態下では特に顕著になる。冒頭からでてくる飲んだくれの神父(聖職者であるのに酒に酔って…続きを読む
名前はないという女性と、憲兵隊長を務める少佐の恋物語。淡々と紡がれていく物語は、最後のシーンへと集約されていきます。これまで思い描いてきたものが、一瞬で覆される最後のシーン。真暗な夜空を焦がす…続きを読む
一気に読んでしまった。あるのだ、読ませる力が。窓、ベゴニアの花、金ボタン、出てくるワードの一つ一つが象徴的にもの悲しかった。このあと主人公がどうなるのか気にならないでもないけど、ここで終わってく…続きを読む
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