愛を知らぬ少年は愛を知り守護神となった

天涯孤独だった少年が幼少期に受けた、とある少女からの施し。
初めて知った愛情が温情となり、後に彼の恩義は一人の少女の運命に大きく変えていくことになる。
情けは人の為ならずという諺がありますが、今回はそれすらも凌駕する恩に報いる青年の生き様を描いた素敵なストーリーでした。
天涯孤独、闇社会で人を殺して生きていくしかなかったはずの青年が突き進んだ道が、たった一人の女性を影から守る守護神となること。
もしかしたら日の光を当たる事は二度とないかもしれませんが、もしかしたら何時かきっと……とIF未来を想像出来る分、ビターハッピーな中々美味しい締めくくりでした。

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