雑音のない世界は、まるで病のようで。

乙島さんの作品(ブラクロ)を今までも追っていましたが、今回短編も投稿したということで読ませていただきました。

シンドローム、という言葉は医学用語だそうです。
雑音があるからこそ今の自分たちの生活がある。
雑音がない世界はとても素敵で、だけどどこか狂った1つの病のようで。
病を抱えた自分の世界は果たして幸せなのか?
そんなことを深く考えさせられる作品でした。

今までのファンタジーとは大幅な路線変更。
現代の生活だからこそ自分の身にも起きうる話で、背景もわかりやすく、今まで乙島さんの作品を読んだことのなかった人にもとっつきやすい話だと感じました。

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