ライクなのかラブなのか

好感度が見られる設定が吹き飛ぶほどに、人の想いと想いの摩擦に唾を飲み込まれてしまう。

青春と書いてしまうと、甘酸っぱさと簡単に片付けられそうですが、でも本当はこういうことですよね。悩んで、苦しんで、人と接していく。
悩みながらも全力で。

ライクなのかラブなのか。
でも人の感情に晒されるのは本当にしんどいけど、誰もが全力で。

会話のウイットに騙されたら、ずるずふと深みにはまっていく。
この読者を巻き込む様がお見事でした。(少なくとも僕は)
みんなが幸せになって欲しいなぁ、と個人的に思います。

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