概要
「オレだって、コハルちゃんに憧れられたーい!」
KAC2025 第二回目お題「あこがれ」の作品です。
KAC2025お題で連作中です。
短編「あなたへの手紙」からふわっと繋がっております。
KAC2025お題で連作中です。
短編「あなたへの手紙」からふわっと繋がっております。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!あこがれの人にこの想い、受け取ってほしくて―― 爽やかなラブストーリー
こちらの掌編は、爽やかな青春ラブストーリーです。
主人公の小陽(こはる)にとってあこがれの存在は、野球部員・コウダイ。
でもそんな彼女を想うのは、軽音部に所属する朗(ロウ)。
チャラい外見とは裏腹に、小陽への真っ直ぐな想いを秘めています。
彼は、小陽の好きな人がコウダイであることを知りながらも、彼女に自分の気持ちを伝えようとします。
それも、オリジナルソングというとっておきの方法で――
アンプを通さないエレキギターの音色は頼りないけれど、
河川敷に響き渡る朗の歌声は小陽の心を揺さぶります。
好きな人に気持ちを伝えたいという、切実な想いの表れだから。
高校生の等身大の恋愛模様と、音楽を通…続きを読む - ★★★ Excellent!!!その想いも全部、歌声響き渡って
KAC20252「あこがれ」の参加作品です。
あこがれというと、相手を想っている要素が、今まで読んできたなかで多く見受けられました。今作もそうなのですが。その感情にプラスして、キャッチコピーに書かれた言葉。
「オレだって、コハルちゃんに憧れられたーい!」
このストレートな言霊に、震えそうになります。
時にストレートすぎて。
時に恥ずかしいことも直球で振る舞って。
でも良いじゃないですか。
それがアオハルってヤツですよ。
過去を振り返って、あの時を思い出したら悶絶するかもしれないけど。
その言霊も歌声も響かないわけがない。
2050字の最高のラブソング。
「恥ずかしくて言えない」
…続きを読む