生きる意味について:幸せとは、生きる目的とは何か

幸せとは何か、生きる目的とは何かを改めて思い出させてくれます。

誰かを喜ばせたい、誰かの為になりたいという思いを醤油という立場から描いた小説です。シンプルで、それでいて共感できる思いが沢山入った温かい作品でした。
目的の為に何かを成した後、改めてそれで自分は幸せだったかどうかと確認する姿が個人的には好きでした。生きてきた事の証明、自分の人生の価値、それを最後に知る時に、誰かの笑顔を指針にした所が個人的に好きでした。

物語としてはボリューム的にも少し物足りない感じですが、自分の小説を書く理由を再認識できたという意味では、とても有意義でした。勝手ではありますが、改めて、ありがとうございましたと言わせてもらいます。

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