平凡なサラリーマンが異世界生活を満喫しながら魔術師になりました~異世界へ通じる扉が発明されたのは秘密です~

作者 金色のクレヨン

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★★★ Excellent!!!


主人公目線で物語が進みますが、その心理描写がとても細かく描かれています
そして何より、一般的な人らしく慎重でそこにリアルさを感じるんですね(^^)実際、人が異世界に来るとこんな感じになるんじゃないかな
やっぱり色々心配もあるし

そんな中で主人公がどんな風にこの世界に溶け込んでいくのかが見ものです(^^)
硬い表現も少なく、読みやすく出来ていて、ストレスなく読み進められるのも良いと思います

★★ Very Good!!

神は細部に宿る。

と言われて久しいが
リアルでも
Webでも
やはり
細部に宿るものが物を言う。


>「 戻ってきた時に住むところがないのは困るので、アパートはそのままにしておいた。ただ、勤めていた会社は辞めることにした。元の世界に戻れる保証もなく、どれだけ滞在するのか目処が経たなかったから。いい年して無断欠勤したり、行方をくらましたりするやつだと思われるのは避けたかったというのもあった。 」


主人公の人となりが
作者自身のこだわりが
そっと浮かび上がるような描写に思える、上記プロローグの一節。


一見
一社会人として
自然な振る舞いといえるかもしれないが事はそう単純ではない。
なんせ異世界へ行くのだから。


この日常から非日常への入口において
主人公は今後の未来を想定するだけでなく
律儀にも会社への影響や迷惑まで考慮している。


これは普通か。否。
異世界へ行くとなれば良くも悪くも気分がざわつき
( 現世での日常の身辺整理までは頭が回らない )
( もう現世はどうでもいい )と判断し
主人公が望む形にしろ
巻き込まれるケースにしろ
『 はい、一気に異世界へジャンプ! 』となりがちではないだろうか。


そうなりがちな場面で
冷静に考えつつしっかりと辞職する主人公。
何気ない振る舞いのようでいて中々の生真面目さが漂う。


異世界においても
主人公の生真面目さは顔を覗かせるのか、頻繁に滲むのか?


それとも
異世界での様々な出来事に応じて冷静な側面も変化していくのか?


すべては 読んでからのお楽しみ。
異世界は 読んだ者だけのお楽しみ。

★★★ Excellent!!!

 楽しく読ませてもらっております。

 魔術学校ということもあって、主人公やその周りの者達を通して、自然な流れで魔術におけるチュートリアルをしていると序盤では感じました。

 マナ焼けというシステムもとても面白い。

 ファンタジー小説での、魔術における描写にありがちな、「これ、もういいや」ってなってなおざりになってしまっている部分を、妥協せずに書いている印象を感じます。

 引き続き、じっくりと読ませていただきます。