テンポの良い文章、かっこよくてダメな男、そして酒。最高の読後感でいい酒が飲めます。読んで良かった。
主人公の生き様と意地を見ました、読後感がすばらしい小説だと思います。
奇抜な設定やぶっ飛んだ世界観がなくとも、確かな実力に裏打ちされたストーリーや描写は圧巻の一言でした。かつての英雄も今では飲んだくれ、そんなジラルドの前に現れたユリーシャ。『妻』となった彼女や、村人…続きを読む
政争に敗れ、都から僻地へと左遷された主人公ジラルド。失意の中での僻地での酒浸りの生活は、彼の心を荒んだものに変えてしまいました。そこに現れた押しかけ女房と、起きる事件。ジラルドの選択と迎えた…続きを読む
もっと見る