ノンストッパブルストレスフリーロボットノベル。
言い得て妙なのか、ただ単に私の頭が悪いのか、最新話まで読ませて頂いて、思い浮かんだ言葉がコレだ。
日常の世界を否定することで顕れる真実の非日常、過酷な戦場に放り込まれる主人公の姿は、まさにロボットバトルの王道と言えよう。
退廃とした世界に、灯る希望と、漂う思惑。
実に分かり易く、好きだから書きたくて楽しいから伝えたくて。作者のそれが、作品の端々に読み取れるのは好ましい。
TOPページのランキングに躍り出たのも伊達ではなく、当初より気に留めていたものである。
ただ、webという媒体に特化し過ぎているが故の読みやすさは、ともすれば小説として起伏のない一本調子の話になってはいないか。息をつかせぬ展開は、物語の呼吸を欠いてはいないか。
それが、狙いであるのか拙さであるのかを判断するだけの才を私は持ち得ていないわけだが、そこを忌避する読者を、僭越ながら危惧するものである。
この作品の長短は、紙一重でもある。機神と魔神がそうであるように。
その魅力が、伝わることをどうか願おう。
神――グランデルフィン――よ。
世界を想え、終末を描け、その果てに、人類が、緋崎蓮介が、何を見るのか。それは失われたのか、新たな楽園を見出すのか。
完結まで、ひとまず見守らせてもらいたい作品である。
わかりやすいほどに徹底された黄金パターン。とても飲み込みやすく、引き込まれる感じでした。キャラも魅力的ですし(罪希ちゃん可愛い)。
特に戦闘シーンは迫力があって勉強になりました。
唯一意見を言うならば、もっともっと誰も想像しなかったような意外な展開を希望します。超展開とは少し違いますが、スーパーロボット系というのもあるので工夫次第では可能かもです。思わず「おっ」と言わせてほしい!
ちなみにアクト3の時は喉から声が出かけましたw
自分の作品といくつか共通するところもあったからか、結構のめり込んで見てしまいましたw
個人的にはアンタレスが好き。
不思議な導入から始まるロボット物です。
主人公・緋崎蓮介の
ヒロインや主人公機との衝撃的な出会い、
非常に強力な主人公機~と王道を押さえつつ
主人公が置かれる状況、
舞台の世界の謎が斬新で
安心しつつ未知への好奇心を刺激され
あっという間に引き込まれました。
文章はとても見やすく会話は軽妙
敵味方のロボットもその性能が
よく伝わってきます。
現代人の主人公の一人称で描かれているため
感情移入しやすく、彼の身に起こる出来事に
共に一喜一憂できます。
気づくと見知らぬ世界にいた蓮介。
彼の身に一体何が起こったのか?
これを書いている時点では不明で
今後明かされていくのが楽しみです。
あなたもぜひ、この体験を味わってみて下さい!