主人公の妹。女性目線で一人称で描かれた本格派ミステリーでした。長編、シリーズで読んでみたい作品ですね。心理学を応用していて引き出しの多い作品だな、と思いました。
大阪府堺市出身。 ライトノベルは買った事がない。 むしろ純文学が好きだけど、特に好きな作家はいない。文学は新しく生み出すものだと思っている。 カート・コバーン…
読み始めて、ニヤリ。 ふふふ、アームチェア・ディテクティブか。さあ、この椅子の座り心地は、どうかな? 読み終えて、やはり、ニヤリ。 やべえ、この安楽椅子、すげえ、いい! ミステリという…続きを読む
双子の兄妹が心理学的観点から殺人事件の謎を解くミステリーです!妹の泪ちゃんがブラザーコンプレックスというキャラクター。お兄ちゃんの涙くんは、ひょうひょうとした語り口に好感が持てます。(過酷な設定…続きを読む
心理学を使って事件を解決する。コンセプトがまず面白い。推理物としては物的トリックの割合を上手く調整して無理なく成り立っていると思う。妹の性格も書き割り的なキャラクターとして見れば面白い。だが…続きを読む
ユングのことが書いてある部分などが興味深かった。 「シャドウ」という概念が、こういう小説に合っているように思えた。
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